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中国@世界旅行


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 前評判の悪い中国。多くの旅行者が中国旅行での苦い思いを語ってくれていた。例えば、列車チケットを売ってくれないとか道を聞いても教えてくれないとか、細かな意地悪が満載しているという。 そんな話を聞いては僕らも観光する気もなくベトナムまで通り抜けるつもりであったが・・・・


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ザーミンウッドから二連へ国境越え

 ザーミンウッドと二連間は国際列車かジープで国境越えが可能である。
僕らはザーミンウッドまでモンゴルローカル列車で着たので、ジープで国境越えだ。ジープといっても単純に国境越え用のタクシーが乗り合いジープなだけ。
この当時の相場は50元。値段は交渉によって決まるため、できれば列車を乗ってすぐか列車を降りた直後の構内にいる間に同じように国境越えの中国人かモンゴル人を捕まえて、
そいつに値段交渉してもらったほうが確実に安い。僕らは自前交渉になってしまったため、52元となった。
ジープは二連市内の指定した場所に連れて行ってくれるが、まあ地理がわからないと・・・ねぇ。
中国の荷物検査は(オリンピックシーズンだったせいか)非常に厳しく、僕は全ての荷物をぶちまけて一つ一つ説明することになった。
ガスコンロ、ポンプ式浄水器、アルミホイル、ガムテープなど彼らが見たこともないようなアイテムだらけである。
当然、プラスチック爆弾か何かでも作るのかと騒がれた。幸い、キャンプシーンを撮影した写真を嫁さんが持っていたのでそれで説明し、事なきを得たが。。。面倒くさい。

古都洛陽へ

 古都と言っても唐・隋の城壁の中に街があるわけではなく、その古都の面影はどこにもみあたらない。余談だが、写真で見る限りは開封の方が古都ぶりを楽しめるだろう。(開封は南宋時代の首都。水滸伝の時代だ。)
洛陽自体は既に近代化されており高層ビルが立ち並ぶものの、街の中は比較的汚い。道路の植木には人糞やおしっこがたまにあるし、生ごみなども散乱している状態で中国人の社会リテラシーがあからさまに表現されていると言ってよい。

 意外と親切だった中国人

  二連、呼和浩特でそれぞれ2泊し洛陽に長距離バスで来た僕ら。通り抜けるだけのつもりの中国なのに、なんで既に計4泊もしているかというと、思った以上に中国人が親切だったのだ。
呼和浩特ではローカルバスのバス代(小銭)を持っていないのに乗ってしまい困っているところを、若者が変わりに支払いをしてくれたり、
たまたま知り合った旅行会社の中国人のおじさんは僕らの代わりに宿の値段交渉をしてくれかなり安く宿泊させてくれたり、
ここ洛陽でも中国人のタクシー待ちの行列があるにも関わらず、僕らに優先的にタクシーを割り当ててくれたりなど、聞いていた前評判とは真逆の驚きの親切心。
挙句の果てに料理が安くて旨い。
どんな調味料が入っているかわからない、不思議な旨さがそこにあった。

 龍門石窟をケチる

 と、中国人がえらく親切なので中国観光に急遽積極的になり始めた僕ら。
まずは洛陽からローカルバスですぐにいける世界遺産・龍門石窟へ行ってみた。
バス停から歩いて10分程度、いざ入り口に来てみるとなにやらチケット売り場が。まあ、世界遺産だし料金ぐらいとるだろうよと軽い気持ちで行ってみた。
ここ洛陽ではローカルバスは15円程度、夕食は二人でビール飲んで腹いっぱい頼んで600円、宿は二人で1200円しない程度なのに、龍門石窟の入場料はなんと1200円!
ホテル一泊分もするのだ(日本だと8000円くらいか)。た、高すぎる。しかも、到着したのは16:00くらいで、龍門石窟は何気にえらい広い。全部見たら半日はゆうにかかるだろう。
もともとガイドブックも地図もなく洛陽までたどり着いたので、その辺は仕方ないのだが、それにしても高すぎる(実は中国では観光費がとても高い)。
仕方ないので入り口だけを写真とって帰ってきました。

イ霖・ィ・・「・ケ 川を挟んで両岸を観光できるらしい

 谿里(Yu-Li)へ・・・そして洪水

 洛陽の隣町、新安からさらに黄河の方へ40キロ進むと谿里(地名は誤り。日本にない漢字なので似たものを使用)という国立公園がある。
若干マイナーなこの観光地に僕らは、自力で観光を試みた。

ホテルの人も親切で行き方を訪ねる中国語のメモを書いてくれた。これを行く先々で見せればOKらしい。
新安までは洛陽から中距離バスで1時間で移動。谿里までは乗換えが必要らしくバス運ちゃんがタクシーを捕まえて乗り換え場所まで連れて行ってあげてくれと交渉してくれた。
しかしタクシーの運ちゃん(といっても、おじいさん)は、谿里におれが連れて行ってやると言い出した。値段は比較的高いし、そもそもこのおじいさんのタクシーがえらいボロボロで後部座席に座ると天井に頭が着く。
とてもこの車両で40キロの山道は耐えられないだろう。おじいさんには断るものの、なんだか話が通じない。そこでおじいさんはなにやら携帯電話を使い始めた。どうやら英語がしゃべれる孫?か何かいるらしく通訳させようと言うのだ。
しかし、その電話の相手も不通。そんな間に嫁さんが谿里の手前の街、石井まで行くバスが走っているのを発見。
さっそくそのバスに乗って手前の街、石井を目指した(洛陽あたりでは好きなところでバスを乗り降りできる)。

石井までついたものの、これがとんでもない田舎町。どこに行っても人だらけの中国においてこの街では人は数えるほどだ。
果たしてここから谿里に行くことはできるのか不安だ。
町の人やタクシーに聞き込んだところ、ここからさらに20キロの山道を抜けて行く事ができるらしい。
そこで三輪タクシーに谿里へ行く事ができるか交渉。
なんとか交渉成立!
幸い、三タクの運ちゃんがいろいろガイドもしてくれて道中は、観光的なこともできた。

イ霖・ィ・・「・ケ 黄河。さすがに威厳というか歴史を感じる。



なんとか谿里に到着。
谿里には村があって国立公園はそこからさらに5キロあるらしい(看板がある)。三タクの運ちゃんにどうするか聞かれる・・・
僕の判断はここでお終い。50CCクラスの三タクで山道を3人乗りで来たので、引き返すガソリンが危ういし、そもそも公園は広いらしくガイドがないとまずいような雰囲気あるし、結局この場所についた時間も14:00時くらい。帰りが危うそうだ。

イ霖・ィ・・「・ケ  イ霖・ィ・・「・ケ この先が国立公園
イ霖・ィ・・「・ケ 三タクの運ちゃん

残念ながら目的地にはたどり着けなかったが、充実感はあった。
新安まで戻った僕らは洛陽への中距離バスへ乗り換える。

洛陽に着いたのは17:00くらいだったが既に真っ暗。とんでもない真っ黒な雨雲に洛陽は覆われていた。
僕らがバスターミナルに到着し、バスターミナルの建物に入って数分後、まさにバケツをひっくり返したような土砂降りが起こった。もちろん落雷付で。
となんと、落雷はバスターミナルに直撃。バスターミナルの両端にあるチケット売り場の片方は停電でストップ。さらにひどい雨漏りで建物内なのにみんな傘をささないといけない始末。
そして極めつけだったのが、ふと建物の外を見てみると洪水が・・・・
イ霖・ィ・・「・ケ  イ霖・ィ・・「・ケ もう街は大混乱
みんなタクシーにすがるも、街は大混乱で大渋滞なのでタクシーも乗車拒否。ぼくらはなんとかタクシーを捉まえ帰ることができた。

翌日、洪水は収まり街はとても綺麗に。通りの植木にあった人糞も生ごみも跡形もなく綺麗になっていました。
綺麗好きなことはいいことです。

武漢

 武漢ではユースホステルを利用した。中国で初めて他の日本人旅行者・谷口さんに会う。彼のすすめもあり黄鶴楼に行ってみた。


イ霖・ィ・・「・ケ  イ霖・ィ・・「・ケ黄鶴楼

黄鶴楼へはユースホステルから一本のローカルバスで行く事ができる。黄鶴楼への入園料は1200円とこれまた高額だったし、谷口さんの教えてで外からも見れると言うことだったので入園は避けた。
武漢のユースホステルは美大の中にあるのでわかりずらいものの、とても親切で過ごし易い。ただし駅からは遠いが10元くらいでいける。(ローカルバスで行くのはちょっと難しい)

武夷山

 武夷山についたのは夜9:00すぎ。知らない町で夜の宿探しは手強いと恐れていたものの、あっという間に宿呼込みのおばちゃんと交渉成立。
しかも、翌日に国立公園へ空中滑走に行ってみないか?とのツアーの誘い。値段も内容も悪くないのでとりあえず乗ってみた。
ちなみに武夷山は世界遺産でもありいくつかの風景区に分かれており全て見るのに1週間はかかるらしい。
僕らが案内されたのはその一部で外国人が入れない国立公園。(入れないと言っても、ガイドつければよいらしい)

 空中滑走〜下梅〜ウーロン茶

 国立公園へはバイク一台にガイドのおっちゃんとぼくと嫁さん三人が搭乗。この国では何人乗ってもよいのだ。
イ霖・ィ・・「・ケ

イ霖・ィ・・「・ケ  イ霖・ィ・・「・ケ 風景はどことなく日本の田舎に似ている
イ霖・ィ・・「・ケ 公園入り口は中国的な建物 イ霖・ィ・・「・ケ 園内には老荘系の寺が点在

空中滑走の前にまずは逆バンジーをやることになった・・・
イ霖・ィ・・「・ケ まずは嫁さんが挑戦 イ霖・ィ・・「・ケ  イ霖・ィ・・「・ケ すごいポーズで飛んでいきました
イ霖・ィ・・「・ケ  イ霖・ィ・・「・ケ サルみたいに嬉しそうな僕
意外と怖くなく、楽しさのあまりに2回やってしまった。

そしてロッククライミング・・・
イ霖・ィ・・「・ケ 
これ結構いいほうで他の人たちはここまで登る人いませんでした。初のロッククライミングだったがとても楽しい。
戦略的だけど肉体的スポーツと言った所か。ぜひまたやりたい。

イ霖・ィ・・「・ケ もちろん嫁さんも挑戦
イ霖・ィ・・「・ケ あっと言う間にギブアップ。ガイドのおっちゃんがなんとか登らせようとするが・・・

この国立公園内には日本の丹沢のような風景がひろがっている
イ霖・ィ・・「・ケ  イ霖・ィ・・「・ケ 

展望台からの眺め
イ霖・ィ・・「・ケ  イ霖・ィ・・「・ケ  イ霖・ィ・・「・ケ


今日のメインイベント、空中滑走
イ霖・ィ・・「・ケ ここがスタート地点 イ霖・ィ・・「・ケ ゴールは・・・真ん中右斜め上の家
先に僕が行いゴールで待つ。高さは70メートルくらいあると思うが意外と怖くなく面白い!

嫁さんの番
イ霖・ィ・・「・ケ 準備中 イ霖・ィ・・「・ケ やってきた! イ霖・ィ・・「・ケ ゴール間近
結局面白くなって2回もやってしまった。

さて今日はこれで終わりの予定だったが・・・ガイドがなにやら別の場所に僕らを連れてゆく。
「ここは下梅という村。どうする?見ていくか?有料だけど(当時36元)」と、パンフレットを見せてくれた。
どうやら遺跡自体が村になっているらしく、そのまま今も人が住んでいるらしい。またガイドブックにも載っていないマイナーな場所。とりあえず行ってみることにした。

イ霖・ィ・・「・ケ  イ霖・ィ・・「・ケ  イ霖・ィ・・「・ケ 


これが大当たりで、小川をはさんで両岸に遺跡がたたずみそこに人々がそのまま暮らしている。なので「遺跡を見る=人の家を覗く」という話で、日本で言えば妻籠のような場所だ。
イ霖・ィ・・「・ケ  イ霖・ィ・・「・ケ 人々がそのまま生活している

イ霖・ィ・・「・ケ  イ霖・ィ・・「・ケ  イ霖・ィ・・「・ケ  イ霖・ィ・・「・ケ 

イ霖・ィ・・「・ケ  イ霖・ィ・・「・ケ 中国人はお茶を愛している。これはお茶の間でここで食事はしない。許可とって座らせてもらいました

イ霖・ィ・・「・ケ  イ霖・ィ・・「・ケ  イ霖・ィ・・「・ケ お茶セット。これで飲むのが当たり前

イ霖・ィ・・「・ケ 炊事場も遺跡の一部 イ霖・ィ・・「・ケ 物売りのおじいさん

イ霖・ィ・・「・ケ 捨て牌に悩むおばちゃん イ霖・ィ・・「・ケ 遺跡に洗濯物。我が家ですがそれが何か?

イ霖・ィ・・「・ケ
ここは数少ない(?)人が住んでいない住居遺跡。
ということで、とても興味深い場所だったので武夷山にきたら是非行ってみてください。(宿の人などに手配してもらいましょう)
ただ、せっかくの「住む遺跡」なんだけど、ごみ等を片付けようというリテラシーはさすがにないのでその辺は期待しないように。


さてもう帰るのだろうと下梅を後にした僕ら、ところがガイドのおっちゃん何やらまた別の所を連れて来た。
しかもただの一軒家。
どうやら知り合いの御茶屋さんらしく、ウーロン茶を試飲させてくれるとの事。これはラッキー!実は下梅を探索中、ウーロン茶葉を仕分けする人々を見かけとてもよい香りを嗅いでいた。
イ霖・ィ・・「・ケ 一杯目は捨てる。それがウーロン茶

このウーロン茶、「大紅包」という高級ウーロン茶らしくしかも1年もの、8年ものなどいろいろ飲ましてもらったのだが、これが激旨!とてつもないよい香りが部屋に広がるのだ。
せっかくなので1年物を50グラム購入しました。嫁さんの交渉力で3分の1の値段まで下げたものの100元(1500円)。大紅包はピンきりらしいのだが、この大紅包は一回の茶葉で12回飲める。
8年物は怖くて値段を聞けなかった。ちなみに8年物は20回飲めるらしい。

 筏下りへ

 翌日、僕らは武夷山の筏下りへ出かけた。前日のガイドのおっちゃんには「明日はどうするだ?」と聞かれ、「筏下りに行くよ」
「バイクで行くか?」「いや、バスで行けると聞いたのでバスで行ってみる」
「ああ、そうだな。バスでいける。それなら朝の8:00には現地についていないとだめだぞ」「うん、わかった。朝の8:00に起きればよいんだね」
と・・・そう、僕らは中国語がわからないので何となく解釈してたのだがこれがあだとなった。

予定通り朝の8:00に起床し、宿の人に聞いてローカルバスを乗り継いで何とか筏下りのチケット売り場にたどり着いた。
時間は既に10:00
行列ができると聞いていたが、見れば20人くらいの中国人がチケット売り場に集っているくらいだ。なんだ、たいしたことないなと売り場に近づくと・・・あれ?ま、まさか・・・
どう読んでも「チケット完売」としか理解できない漢字の羅列が売り場窓口に張ってある・・・えー、まさか。チケットが売切れるとかあるの!?それに10:00だし。
周りの中国人たちを見ていると「チケット売ってくれよ!」と騒いでいるように見える。試しに聞いてみると「メイヨウ」の二言が返ってきた。
がっーーーーーーーーん!なんだこれは!?そんなことがあるのか!?
と、驚いていると横から見かけた顔の中国人が話しかけてきた。そう前日のガイドのおっちゃん。
「今来たのか?」「うん」
「8:00にこないとだめだと言ったろ」「え?8:00に起きろじゃなくて?」
「違う、違う。8:00にコイだよ!」と、恐らくだが(そのあと、バイクで帰って行ったので)心配で見に来てくれたようだ。

結局、筏下りはできずやむ得ず他の風景区を訪れたのだがこれが手強い。
チケット売り場の場所がよくわからず、あるのは武夷山総合チケットだけの売り場。これがどえらい高く3000円近くする。
1つの風景区ごとのチケットであれば高くても60元前後(900円。それでも二日分の夕食に相当)。
中国ではチケット売り場も分かりずらい事が多く、あっても時間帯が決まっていたりと中国人でもガイドをつけるくらい場所によってローカルルールがある。
今回によって「中国では自然系観光はガイド必須」とあらためて実感した。

イ霖・ィ・・「・ケ  イ霖・ィ・・「・ケ  イ霖・ィ・・「・ケ 武夷山の風景区の一部

極悪列車

 武夷山からアモイ(厦門)へは夜行列車で移動した。車内泊である。こうすることで宿泊費を浮かすことができるし、尚且つ寝て移動できるので時間のロスも少なくてすむ一石二鳥のバックパッカーの常套手段。
しかし残念なことに武夷山からアモイの列車は寝台は満席で取れず通常の座席となった。座席でも結構寝れることがあると言うが、僕らのこの列車は乗車率100%、つまり満席で寝れる状態ではなかった。

事件は乗車開始直後に発生した。
僕がトイレに行くと、既に2歳児を連れた母親が並んでいた。
彼女たちはすぐにトイレにいけるはずなのに、ここで驚愕の行動をとりはじめた。
トイレの隣には洗面所がありゴミ箱が設置されている。なんとそのゴミ箱に子供を抱っこしておしっこをさせてしまうのだ。
オイオイ、お前らトイレの順番次ジャン。数分も待てないのか!?その意味不明の理解できない行動に僕は呆然としてしまった。
その後、車内に定期的におしっこの香りが漂うことになった・・・

おしっこの匂いに悩まされながら夜中の10:00くらい、とある駅に停車した。
駅には人がいっぱいおり車内に乗車してくる・・・いや、乗車率100%ですよ!ま、まさか、この車両じゃないよね?
予感は見事に的中。あっという間に乗車率120%以上。しかもただの120%にすまず、4人席には5人。3人席には4人、二人席には3人とちょっと座れるスペースを見つけてはお尻でこじ開けて座ってくるのだ。
幸い僕らの席は二人席で僕も嫁さんも175センチ、169センチと比較的大柄なので死守できたものの、向かえ側に座っている若い中国人の女の子は160センチもなかったのでおばちゃんの簡単に座られてしまい、嫌悪感丸出しだ。
車内はやけに酸素が少ないと感じた・・・

極めつけはひどかった。
おしっこ攻撃+乗車率120%が他の中国人を襲い、悪魔は完全にできあがった。
気持ち悪くなってしまったらしく、誰かがトイレかトイレの横の洗面所で嘔吐しているのである。しかもその嘔吐の叫び声が車内にこだまし、皆の顔も恐怖に染まっている。
これが12:00くらいから駅到着までの7時間続くのである。
もうどんな惨状があるのか怖くてトイレにいけないし、定期的にくる嘔吐の叫び声。
早く気絶したかった。

ひと時のパラダイス・・・アモイ(厦門)

 気分最悪で着いた街・アモイは今までの中国とは全く異なり、通りにはごみはなく交通は秩序がありローカルバスも綺麗でパラダイスに感じた。
他の町ではバスは手を上げて好きなところで乗降できるし、バスの前後のドア好きなところから降りれた。歩行者は信号無視が基本だし、無秩序だがある意味自由、それが中国だったがアモイは日本と同じでそういう自由は許されないのである。
しかしそれ故、楽な部分もたくさんある。
アモイ(厦門)は比較的物価が高いのでユースホステルをオススメする。綺麗で安い。
イ霖・ィ・・「・ケ  イ霖・ィ・・「・ケ

イ霖・ィ・・「・ケ この通りを入ってゆくとY.H

 アモイ(厦門)

 中国を自由旅行し、南部を訪れるなら一度は行ったほうがよいだろう。
特に北部から旅行してきた僕らには、綺麗・秩序があるアモイはパラダイスだったし、結局そういうのが日本人には落ち着くということがよくわかった(まあかといってルールがちがちの日本はどうかと思うが)


イ霖・ィ・・「・ケ  イ霖・ィ・・「・ケ  イ霖・ィ・・「・ケ 
公園ではランニングする人、太極拳をする人、芝生が敷かれスプリンクラーもあり、この街の人々は人生を楽しもうとしているのがよくわかる。

イ霖・ィ・・「・ケ  イ霖・ィ・・「・ケ  イ霖・ィ・・「・ケ
アモイでは日が落ちてからの方が活気と人通りが増える。ある通りは歩行者天国となり、原宿同然だ。治安はもちろんよい。

 南普陀寺

 南普陀寺はユースホステルのすぐそばにある、お寺。観光費も3元(45円)と中国にしてはえらい安い観光費なので訪れてもよいと思う。
イ霖・ィ・・「・ケ  イ霖・ィ・・「・ケ  イ霖・ィ・・「・ケ 意外と広く、建築様式は見ごたえがある
イ霖・ィ・・「・ケ  イ霖・ィ・・「・ケ  イ霖・ィ・・「・ケ 意外と中国人が仏教に信心深い場面を見る

 コロンス島

 美しいアモイだが何気に観光スポットは少なく、南普陀寺とコロンス島くらいなもの。
しかし、コロンス島は出島みたいなものだったので異国情緒がある。
イ霖・ィ・・「・ケ  イ霖・ィ・・「・ケ  イ霖・ィ・・「・ケ フェリーから見たコロンス島
イ霖・ィ・・「・ケ  イ霖・ィ・・「・ケ  イ霖・ィ・・「・ケ コロンス島の町並み。魚介類が比較的安く?食べれる
イ霖・ィ・・「・ケ ビーチがあり泳ぐこともできる
と、アモイでは僕らしくない美しい観光をしてきました。アモイの次は広州。さすがにもう「気絶願望」ないので、夜行バスを利用しました。

広州

 広州もでかい、でかい。そして綺麗!アモイとほとんど変わらないくらいだ。
僕らが広州に来た理由はビザリセット。中国はノービザで入っているため15日以内にリセットしないといけない。もちろん、広州でできるわけではなく広州から香港へ行くのだ。
ブログにも書いたが、広州駅隣のユースはやめた方がよいと思う。高い挙句に態度がひどい。広州での宿探しは宿の客引きを旨く利用するのも手。僕らはそれで提示額の半額で宿泊できた。
それでも広州は物価が高いのでツインで120元(だったかな?)。それより安いのもあるが、ちょっと怪しいところが多そうだ。

 え?まさか歌わないよね?

 広州でローカルバスに乗ったときの話。 ローカルバスは中国人でいっぱいだった。まあそれはどこにでもある風景なのだが、とあるバス停にてでかいラジカセを肩から下げてマイクを持ったスーツを着た中年男性が乗ってきた。よくみると足を引きずっており、どうやら身体障害者のようだ。 その男性、キョロキョロとまわりを見回ししばらくすると、ラジカセのスイッチを入れた。なんだか演歌みたいな音楽が流れてくる・・・まさか、歌わないよね?と、嫁さんと話した直後、声量ある歌声がバス内にひびいた。 ええー、歌っちゃうのか!そんな僕らの驚きに周りの中国人たちはなんのその。「それが何か?」と言わんばかり。そしてその男性、次にしたことといえば、乗客からチップをもらっている・・・目が合った人はチップを払わないといけないという、ある種、我慢大会が始まった。 歌っているのでついつい目が行ってしまう・・・そんな中国人は皆チップを払っていった。僕は歌い始めてすぐにそういう市場原理があるだろうと気づいたので、「絶対に目を合わせたらダメだよ!見たら負け。ああ、そんなの知ってるよ」という顔しててと嫁さんに忠告した。 幸い、僕らの横を通り過ぎて次のバス停で降りてくれたものの、ほんとに歌うとは思わなかった。中国とはどこまで自由な国なんだろうか?

 広州から香港への行き方

 CHINAHOTEL(中国大飯店)から100元で香港行きのバスに乗れる。時間帯によって香港市内の停車場所が異なるのであらかじめ確認のこと。
逆に香港からCHINAHOTEL(中国大飯店)へは、香港市内の旅行会社でチケットを購入し係員の指示に従う。香港市内のどこからでも乗れるわけでもないので降りたときなどに聞いた方がよい。
ついつい僕らはやってしまったのだが、香港で安いおいしそうな果物などを買ってしまった。これは中国国内に持ち込み禁止で没収。イミグレで絶対ひっかかるので注意。
イ霖・ィ・・「・ケ  イ霖・ィ・・「・ケ

 蘭圃

 蘭圃と書いてあるくらいだから蘭の花がさぞかしすごいのかと思いきや・・・全然なかった。シーズンではないのだろうか!?
イ霖・ィ・・「・ケ  イ霖・ィ・・「・ケ  イ霖・ィ・・「・ケ 園内に蘭はないがのんびりできる庭園
イ霖・ィ・・「・ケ  イ霖・ィ・・「・ケ また別料金でお茶も飲ませてくれる

 夜景

 広州ではなんと!中国らしくなく夜景スポットなどというものもある。
夜景クルージングが可能だが個人的には船に乗るよりも両岸を歩いたり橋を歩いた方が夜景は綺麗と思う。
イ霖・ィ・・「・ケ  イ霖・ィ・・「・ケ どことなく隅田川に似ている
イ霖・ィ・・「・ケ  イ霖・ィ・・「・ケ 飲んだくれてました
イ霖・ィ・・「・ケ  イ霖・ィ・・「・ケ

陽朔(ヤンシャオ)

 広州を後にした僕らが向かったのは陽朔。ここは水墨画のような風景を実際に見ることができる街だ。
そういうとよく桂林の名前を思い出したり挙げる人が多いかもしれないが、もし水墨画のような風景を見たいのなら陽朔をおすすめする。桂林に行っても陽朔へのツアーがあるくらいだろう。
またここではユースホステルが3つある。バスを降りると宿の呼込みが集まってきて「ユースホステルのスタッフです」とウソを言ってくるので無視したほうがよいと思う。そういう宿に泊まっても、悪くはないがツアーの営業がとてもしつこい。
イ霖・ィ・・「・ケ  イ霖・ィ・・「・ケ
イ霖・ィ・・「・ケ  イ霖・ィ・・「・ケ イ霖・ィ・・「・ケ 街の周りには水墨画の風景
イ霖・ィ・・「・ケ  イ霖・ィ・・「・ケ  イ霖・ィ・・「・ケ  イ霖・ィ・・「・ケ 街は夜の方がにぎやか

 月亮山

 陽朔の観光スポットのひとつが月亮山。
ここへはレンタルチャリで行くのが安い。(レンタルチャリはデポジットが少ないところを選んだ方がよい。もしくはデポジットを返してもらった際に必ず偽札ではないか確認したほうがよい)チャリで水墨画のような風景の中を走るのはなかなか楽しい。
イ霖・ィ・・「・ケ 

月亮山は有料で山頂の穴の開いた部分まで行くことができるが、遠くからでも月亮山を楽しむことができる。
イ霖・ィ・・「・ケ  イ霖・ィ・・「・ケ  イ霖・ィ・・「・ケ  イ霖・ィ・・「・ケ 山頂から

月亮山の料金所をさらに300メートルくらい行けば、
イ霖・ィ・・「・ケ  イ霖・ィ・・「・ケ
こんな感じで楽しめる。
月亮山の後は陽朔周辺を迷子になってみた。
イ霖・ィ・・「・ケ イ霖・ィ・・「・ケ 水上生活?

 陽朔もまともに観光した後僕らは、ベトナムへ徒歩で入国するため東興へ移動した。 中国並みに前評判の悪いベトナム旅行・・・さすがに今回は中国のようにいかないだろうと予感はしていた。
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イ霖・ィ・・「・ケ お気に入りの一枚(陽朔にて)