今回の旅行は新婚旅行です。こんな基地外な僕でも結婚できたんですね。もちろん、こんな僕なのでパッケージツアーなどはしません。往復のチケットだけ買って、宿や目的地は現地調達。(今回はデジカメを持参したので写真がある)

 パリ到着

 EUもまして、フランスも来るのは初めてだ。フランス人・・・噂によると外人嫌いで、英語で話しかけると答えはフランス語で返ってくる、そんな人種だと聞いていたがほんとのところはどうなのか・・・

 パリには親友の長年のツーリング、クラブ仲間ジェイミーが大学でMBAを所得するために留学していた。彼に会うのも今回の旅の目的である。

ホテル ジャンヌ・ダルク宿泊ホテルの裏手の広場

 パリに着いたのは夕方の20:00くらいだったと思う。この日の宿泊先はあらかじめ見つけておいた場所、ホテル ジャンヌ・ダルク(Hotel Jeanne d’Arc)。ホテルのスタッフは英語が通じるので楽だし、地下鉄の駅にも近く、比較的安くてよかった。
 宿泊先に荷物を置いてさっそくジェイミーと市内のバーやレストランを梯子する。

 二日目<パリ>

 印象派大好きのビザなし地球人、オランジェ美術館に行きたがったが残念ながら改装工事中・・・まずは凱旋門へ。

 <<凱旋門>>

 パリについては地図を見てもわかるように凱旋門は凱旋門だけで語るべきではないと思う。なぜなら、凱旋門-エッフェル塔-コンコルド広場-ルーブル美術館と全てが一直線上にならんでおり、景観を計算されて作られている。
凱旋門自体はかなりでかいです。500年位前の建物だっけ?、保存状態はいいですね。フランス人かなりがんばってます。

凱旋門 凱旋門

凱旋門 凱旋門

 <<エッフェル塔>>

 東京タワーに見慣れた東京の人にはさほど驚きはないかも。。。。しかし、エッフェル塔の前の広場はとても広く、東京のようにごみごみとした町並みの中に建てられていないという所が大きさを引き立てます。

エッフェル塔

 <<コンコルド広場>>

 凱旋門までは地下鉄で向かい、凱旋門からエッフェル塔、コンコルド広場、ルーブル美術館と、歩いたのだがそこでひとつ気づいたことがあった。
どの建物も昔のまんまだって事だ。そう、フランス人は伝統の中に生活し、伝統を守り生きているのだ。彼らはみな一人一人、伝統を子供へ伝えることを誇りとしているのを感じた・・・これはかなりの敗北感だった。

コンコルド広場 コンコルド広場 コンコルド広場

 <<ルーブル美術館>>

 もしルーブルに行くことがあればぜひ気をつけるように。普段は入場するのに2時間待ちらしい。僕らのときはガラガラだった。旅行季節じゃないからか?
ルーブル美術館ではジェイミーと待ち合わせ。ジェイミーはパリに来て1年たつくらいだったが、ルーブル美術館は始めてらしい。
 まず驚いたのが美術館の建物自体。実はビザなし地球人は油彩が好きなので東京近郊の美術館はけっこう廻ったが、ルーブルは建物自体が美術品だ。よく作ったなぁと感心させられる。

ルーブル美術館 ルーブル美術館

モナリザ噂のモナリザ。何気にブサイクだ。

 

 <<フランス人>>

 パリのフランス人はそれなりにみんなおしゃれだ。アメリカとは大違い。対外人に対してはぜんぜん親切だ。むしろアメリカより親切だと思う。道を聞いても親切だし、小銭がなくて困ったときも負けてくれたりする。パリに住む黒人の方はなんだか気品がある。気のせいか?

 <<パリの街>>

 はっきり言って、空気が汚い。車の排気ガス、たばこ。道は犬のうんこだらけ。
踏んだやつが悪いという考えらしい。
 しかし面白かったのは、あるおばさんがプードルを散歩させてたのだが、そのプードルがしたうんこを飼い主のそのおばさんが踏んづけて怒ってたのだ。自業自得。

 パリの街ご覧のとおり、犬のうんこは拾わない。踏んだやつが悪いのだ。

パリの街ここにも。。。

パリの街いたるところにゴミ箱がある。綺麗好きをアピールするなら犬のうんこを拾え。

パリの街ちょっとした街角にも趣がある。それがパリ。

パリの街普通の教会。恐らく16世紀くらいの建物か。

 <<パリのスーパーマーケット>>

 僕は旅行したら必ずスーパーマーケットへ行く。その国の人がいくらで何を買って生活しているのかわかるからだ。
 パリは・・・野菜がでかい!そして安い!ま、フランスは農業国家だからあたりまえなのかもしれないが、こんなの使ってフランス料理作ってるわけだ。

  

ピーマンピーマンでかっ!

 夜はジェイミーと三人でパリで飲み歩き。パリの治安は比較的よいが、女性一人はちょっと心配だね。よく『フランスの食べ物おいしくない』と日本人旅行者から聞くがそれは正しくはない。そういう人の多くはパッケージツアーでホテルや決まった場所での食事のようだ。僕らは街のカフェや地元の方が訪れるところで食したが全然おいしい、しかも安くて量が多い。フランスで食べたクロワッサンは驚くほどうまいよ。
 日本でおいしいと言われているパン屋さんでクロワッサン食べたが、フランスにはかなわない。おそらく小麦粉自体が違うんだと思う。モチモチ&さっくり感は忘れられない。 

 3日目<リヨンを目指す>

 次の目的地はリヨン。リヨンには嫁さんの友達が留学している。

 <<カルナヴァレ博物館 >>

 まずは宿泊したホテルから歩いて10分かからないところにあった、カルナヴァレ博物館。嫁さんが見たいとうことだったので行ってみたが、無料なのだが当時の貴族の金持ち振りを窺い知る事ができる興味深いお屋敷だ。これで無料というのだからすごい。

カルナヴァレ博物館 カルナヴァレ博物館 カルナヴァレ博物館

 <<バスティーユ広場>>

 まあ、こんな感じ↓。ただのロータリーかな。

バスティーユ広場

SEXSHOP←いわずと知れた・・・・

 <<リヨン駅>>

 宿泊してたホテルからリヨン駅まで歩いてみた。この旅初の列車に乗る。リヨン駅というのだが実際にあるのはパリ。パリのリヨン駅だ。ここになるともう英語は通じない。フランス語でがんばってみる。何気に値切ってみたが硬かった・・・噂とは違い、少なくてもパリでは外人であるわれわれに対してフレンドリーだったと言える。そう冷たくされたことは一度もない。

リヨン駅 リヨン駅 TGVでリヨンへ向かう

フランスはこういったパンもとても旨い!

 パリについて・・・観光場所としては見所が非常に多い。3,4日かけないとそれなりには見物できないと思われる。

 <<リヨン>>

 リヨンまではTGVで一気にワープ。日本で言う新幹線です。一週間という短さなのでワープしないと全然回れません。

農業国家ぶりが現れる。バイクツーリングしてみたいな

 リヨン・ペラーシュ駅に到着後はすぐに宿探し。もちろん値切って少し安めに。
駅を降りてカルノ広場にでるとすぐに左手にノートルダム・ド・フルヴィエールバジリカ聖堂が目に入る。

ノートルダム・ド・フルヴィエールバジリカ聖堂ノートルダム・ド・フルヴィエールバジリカ聖堂

 さっそく嫁さんの友達と待ち合わせ。そしてそのまま3人でよるの聖堂へ

ノートルダム・ド・フルヴィエールバジリカ聖堂 ノートルダム・ド・フルヴィエールバジリカ聖堂夜のノートルダム・ド・フルヴィエールバジリカ聖堂

 リヨンでの目的はフランス料理をちゃんとしたレストランで食べること。
嫁さんの友達、若林さんに案内してもらって3人でフランス料理を食べる。実際のフランスで食べるフランス料理はいかがなものなのか・・・

 たまたまこの行ったレストランがそうなのか、ちょっと味は濃い。だが料理のセンスは全く悪くない。印象的だったのがデザート。ボーイが何やらデザートのメニューらしきものを持ってきてフランス語でべらべらしゃべり始めた。僕らにはてっきり、デザートのメニューから好きなのを選んでよいよという意味だと思われた。アイスクリーム、ババロア、ケーキが書いてあったからだ。みんなそれぞれ、食べてみたいものを指差すが、ボーイは何やら訝しげな表情をし去っていった。しばらくすると、ボーイが戻ってきたのだが、手には全品乗ったお皿が。そこでもまだ僕らはその3つから選んでよいよということを意味しているのかと思ったが、実は3つ全部がデザートの内容なのだ。デ、デザートもフルコース・・・さすがに食べきれない・・・
 全体的に味は多少濃いものの、まずいという噂の現地のフランス料理はおいしいかったと言える。

 4日目<アヴィニョンを目指す>

 リヨンは一泊のみ、次にアヴィニョンを目指す。

 <リヨンの朝市>

 フランスに来たらどの街でもよいから行ってみたかったのが朝市。食の国がいかなるものなか、市場に行けばわかるはずだ。

リヨンの朝市

 どれもうまそうなものばかり。上の右の写真、写真内の左を見ると長ネギが。フランス長ネギは極太だ。セロリもかなりでかい。

リヨンの朝市 リヨンの朝市 リヨンの朝市

身があふれんばかりのトマト。めっちゃ旨そう!
青いバラ。始めて見た。

 <アヴィニョンへ>

 4日目の目的地は城塞都市アヴィニョン。3月とはいえアヴィニョンはシャツ一枚かTシャツで過ごせる陽気だ。
 アヴィニョン・・・フランスに行くまで知らなかった街だがすごく印象的な街だった。まず、700年くらいまえに作られた城壁の中に人々は住み、生活している。すごい、とにかくすごい、フランス人は伝統・文化という城壁の中に住んでいるのだ。そして、まちの奥には法王庁宮殿が今でも残ってる。

アヴィニョン城壁の中を車が走る

アヴィニョン

 街についてすぐにいつもの宿探し。ここはひとつ「地球の歩き方」にのっている「モンクラール」へお邪魔することに。宿のおじさんはとても親切だ。

モンクラールモンクラール

 <サン・ベネゼ橋>

アヴィニョン橋アヴィニョン橋(サン・ベネゼ橋)

 宿に荷物を置いて市内観光へ。石畳の橋はすでに崩れているとは言え歴史と趣を感じる。

ロシェ・デ・ドン公園ロシェ・デ・ドン公園からアヴィニョンを見る

ローヌ川ロシェ・デ・ドン公園からローヌ川を見下ろす

ヴィルヌーブ・レザヴィニョンヴィルヌーブ・レザヴィニョン

 この日はアヴィニョン市内でワイン、パン、チーズ、お惣菜を購入し宿で食することにした。ワインは安い物で1.2ユーロくらいだが普通に美味しい。お惣菜屋さんではスタッフのお兄ちゃんと仲良くなっていろいろおまけしてもらった。お惣菜屋では特にオリーブを購入したのだが、これが日本ではまず食べたことのないうまさ。チーズももちろんおいしい。

サラミもおいしかった。

 5日目・アヴィニョン/オランジェを楽しむ

 <オランジェ>

 アヴィニョンからすぐのところにあるオランジェ。ローマ時代に作られた古代劇場とワインで有名な場所だ。ちなみに、ローマ時代はこの辺はローマ領だったのでオランジェやアヴィニョンの人たちはどこかラテン系な雰囲気を持っている。

オランジェ古代劇場

 やはりここでもフランスの(というか、EU自体かも)歴史・文化への思いのすごさを感じる。古代劇場は6〜8月の間はそのまま劇場として使われるらしい。劇場+遺跡、というか、遺跡をそのままつかってしまうすごさ。

 写真はないが凱旋門も見てきました。オランジェにも凱旋門は複数あります。

 この日は夕方にアヴィニョンに戻り、てきとーに見つけたレストランへ。
このレストランでは10ユーロくらいの小さいコースを注文してみた。
たぶん、おじさん一人でやっているほんとに小さなレストランだ。コースで出てきた魚のスープが、めちゃめちゃうまかった。今まで食べた魚のスープでは最高のものだった。ちょっとしたレストランで美味いものが食べれる、これがフランス料理なんだろうか・・

 6日目・ニースへ

 翌日、アヴィニョンTGV駅からニースを目指す。途中、治安が悪いとの噂のマルセイユへ。

 <マルセイユ>

 ここに寄った理由は街をちょっと見てみたいのと、両替だ。
昔のアメリカ旅行の癖でお金のほとんどをTCにしてたため、現金が不足したのだ。まさかフランスではこんなにもTCが使えないとは思わなかった。

マルセイユ マルセイユ駅周辺

 実際のマルセイユはどんな感じか・・・うーん、確かに怪しい匂いがプンプンする。場所にもよるが、ロスのダウンタウンの危険な空気に似ているな。でもロスのようなおしっことマリファナの匂いはないが。

 <ニース>

 ニースまでの列車の中で知り合った若いフランス人によると、カンヌはマフィアが多いから気をつけろとのこと。まあ、僕らはニースに行くのでOKよ。

ニース

 ニースについてまずやることは、お決まりの宿探し。
ニースはセレブな街なのでところどころにシャネルやCDなど高級ショップが。
そこで我々が選んだのはシャネルのショップが入っている二階のホテル。値段を見ると意外と安い。で、さっそくカウンターに入って値段交渉に。と、スタッフの人、なんかおかまっぽい・・・が、交渉成立。簡単に負けてもらった。

 荷物を置いてさっそく街をぶらつく。ニースの街はフランス色よりもイタリア・地中海色が強いと思われる。治安もよく陽気ですごしやすい街だ。

ニース ニース

 夜は市内のレストランで牡蠣を食す。

これは食べてる途中。実際にはもっとたくさん出てきます

 7日目・グラース/モナコへ

 <グラース>

 香水の街・グラース。カンヌからバスで行けるのだが相当な坂道を走る。嫁さんは思わずバス酔い。
 石畳の町並みはなかなか素敵だ。

 <モナコ>

 モナコまではカンヌからも列車ですぐだ。海岸線沿いを走る列車で向かう。

モナコ

モナコモナコ港は金持ち達のクルーザーでいっぱいだ

 とりたてて書くこともない。ふつーに金持ちの国。

 ニースに戻ってからは、また牡蠣を食べに行く。

 8日目・一気にパリまで戻る

 ニースからは時間がないので一気にパリまでTGVで戻る。
フォンテンヌブローにジェイミーが住んでおり、そこでこの日は一泊することに。
残念ながら時間がなくて宮殿などは見ることはできなかった。

フォンテンヌブローフォンテンヌブローの夕焼け

 9日目・帰国

 朝の電車で空港まで戻り、飛行機に乗る。

 と、まあ、新婚旅行は僕にしては珍しく何事もなく平和な旅行で終わった。
嫁さんにしてみれば、初めてのバックパッカー的な旅行だったといえる。